ならまち糞虫館の美しいトータルデザインを常に考えてくれているデザイナー マツダミドリ。彼女が奈良公園で誰にも褒められることもなくただ黙々とシカの糞を掃除してくれている糞虫たちに思いを寄せてデザインした唯一無二の糞虫館グッズ。まだまだ種類は少ないのですが、在庫は山のようにあります(笑)。できれば来館の記念にお買い求めいただきたいのですが、なかなか来れない方もいらっしゃると思うので、ネット販売を始めました。よろしければお申込み・お問合せ画面からメールにてご注文下さい。ただ、迅速な対応は出来かねますのでご容赦ください。また、レターパック(370円)等の送料が別途かかりますのでご了承ください。
糞虫Tシャツ(S,M,L,XL)\2,500.- 糞虫せんべい(製造:畠山製菓)\500.- ショップカード(記念品)
奈良公園の糞虫クリヤファイル(左:表面、右:裏面) \300.- 糞虫館パンフレット \100.-
★『糞虫に夢中』(くもん出版) ¥1,540.- ご希望の方には館長のサインをお入れしています。
『糞虫に夢中』は、ならまち糞虫館館長の幼少期から現在に至る半生を描いたノンフィクション童話。著者のいどきえりさんは、本人はもとよりその友人たちを訪ね歩くことで内容を徹底的に掘り下げ、ようやく書き上げた渾身の作。生き物好きの親子にはぜひ読んでほしい一冊。虫に明け暮れる圭一少年をあたたかく見守る両親、虫を通して育まれる友情、安定したサラリーマン生活に早々に切り上げ糞虫館を設立した思い。フン虫王子を名乗り「フンチュー!」を連呼する館長がただの変なオジサンではないことがよく理解できる。
★『たくましくて美しい糞虫図鑑』(創元社)¥1,870.- ご希望の方には館長のサインをお入れしています。
『たくましくて美しい糞虫図鑑』は、半世紀近く奈良公園の糞虫を見守ってきたならまち糞虫館館長自らが書いた糞虫への愛が感じられる1冊。美しい写真もほぼ全て館長の手によるもので、単なる図鑑や専門書ではないため、読んでも眺めても面白い。発売当時は地元の啓林堂書店で数週間にわたってランキング入りを続け、糞虫館では2021年7月の発売以来毎月10冊以上売れ続けている糞虫本の決定版!館長の失敗談を綴ったコラムなどもあるが、季節ごとの奈良公園糞虫観察モデルコースと見つかる糞虫チェックリスト、糞虫館の作り方といった実用性のある情報も満載。
★『フンコロ昆虫記』(トンボ出版)¥2,100.-(在庫限り)
『ふんコロ昆虫記』は、今は亡き塚本珪一先生を中心に稲垣さん、河原さん、森さんといったコガネムシ研究会のそうそうたるメンバーが知識と体力とユーモアをフル稼働させ、糞虫の生態や採集方法、分類、標本の作り方、飼育など糞虫に関する全てを盛り込んだ最高傑作。2009年6月に発売されて以来、この本を超える糞虫本を私は見たことが無い。出版したトンボ出版は廃業したため本屋さんでは入手困難となっているが、糞虫館には在庫の入った段ボール箱が山積みされている。
日本の糞虫シーンを牽引してきたコガネムシ研究会の中でも、常に先頭を突っ走っている方々が書いた本。売れる本にはなりえない(失礼!)が、その内容も気合も素晴らしく、日本を代表する「糞虫三部作」の名に恥じない名著。この世に存在するだけで意義があると思う。採算度外視でGOサインを出したむし社に感謝を申し上げたい。