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2018.11.09 ホームページをリニューアルしました。

ならまち糞虫館について

大仏様より古くから、鹿とともに奈良公園に住み続けている糞虫という虫たちの存在

710年に奈良が都に定められた時、春日山や三笠山にはすでに鹿がいて、糞虫たちも生息していたに違いありません。

東大寺に大仏様が作られ、その後都は京都に移りました。時は流れて昭和63年、奈良公園を会場とするシルクロード博が開催され、近い将来、リニアが走るという奈良。確かに、町はすっかり変わってしまいました。でも糞虫たちは1300年以上の間、栄枯盛衰を横目にこの奈良に生き続けてきたのです。

大仏様より古くから、鹿とともに奈良公園に住み続けている糞虫という虫たちの存在を皆様に知っていただきたい、延々と繰り返されてきた彼らの営みの尊さを感じていただきたい、との思いで、この「ならまち糞虫館」を作りました。そしてまた、世界に生息する様々な糞虫の美しい色彩や奇妙な形をじっくりとご覧いただくことで、この小さな虫たちが、チョウやカブト・クワガタに勝るとも劣らない魅力の持ち主であることに気づいていただければ、これに勝る喜びはありません。

かつての昆虫少年が、約30年間サラリーマン生活をしながら持ち続けた夢。そしてそれを形にした「ならまち糞虫館」。多くの方々のご理解とご支援をいただき、ようやくスタートです。奈良の美しい自然とともに、それを陰で支えてきた糞虫たちのことを、1300年後の子どもたちにまで伝えることができれば、望外の幸せです。

糞虫館が位置する奈良公園

奈良公園は金華山(宮城県)や宮島(広島県)とともに、日本の3大「糞虫の聖地」の1つ

平城京には春日大社や興福寺、東大寺といった強大な勢力を誇った神社仏閣があり、その敷地は広大なものでした。歴史的に紆余曲折を経ながらも、この地域では人間と自然とが微妙な距離を保ち、その環境が大きく変わることなく今に至っています。奈良は人口36万人を有する地方の中核都市ですが、都市に隣接して存在する奈良公園は、世界に誇れる大変貴重な自然環境であるといえるでしょう。

日本には約160種類の糞虫が生息しており、奈良県ではそのうち60にも上る種類が確認されています。その多くが奈良公園に生息しているため、奈良公園は金華山(宮城県)や宮島(広島県)とともに、日本の3大「糞虫の聖地」と呼ばれています。ご存知の通りいずれもシカをはじめとする多様な動物が棲む場所ですが、糞虫の種類を比べると、金華山は15種類で宮島は14種類。奈良公園は日本を代表する「糞虫の聖地」なのです。

糞虫館館長プロフィール

フン虫王子こと中村圭一

小さい頃から生き物好きで、中学時代に昆虫同好会を立ち上げる。その時の研究が日本学生科学賞(読売新聞社)の奈良県知事賞を受賞 。

2016年7月
26年間務めた金融機関を早期退職し、実家のある奈良にUターン。

2017年7月
奈良市役所正面玄関ギャラリーにて「奈良の糞虫・世界の糞虫」展を開催

2018年7月
奈良市南城戸町に長年の夢である「ならまち糞虫館」をオープン

  • NPO法人自然体験活動推進協議会  自然体験活動指導者(NEAL)資格保有
  • NPO法人シニア自然大学校認定  自然観察アドバイザー

ならまち糞虫館(土・日の午後のみ営業)

「ならまち糞虫館」は、古い町屋が今も数多く残る奈良町界隈の南西部に位置し、ならまち音声館やからくりおもちゃ館のすぐそばにあります。が、来館者の2人に1人が「わからんかった。まさかこんなところにあるとは…」と言いながら入ってこられます。営業時間中は、表通りに面したところに立て看板を出しているのですが、上品すぎて目立たないのかもしれませぬ。仏具屋さんの水本生長堂を見つければ、もう大丈夫。その南側の壁に沿って幅1.5mの未舗装の路地を15mほど進んでください。そこが、糞虫ワールドへの入口です。

■営業時間
土曜日:13:00~18:00 日曜日:13:00~18:00

入場料
大人:300円 子供:100円

アクセス方法

  • 近鉄奈良駅から小西さくら通りを南へ9分
    水本生長堂の横の路地を東入ル 15m
  • JR奈良駅から三条通りを東へ10分、カフェ・ド・クリエを南へ5分 水本生長堂の横の路地を東入ル 15m
  • ならまち音声館の西 40m
  • ならまち音声館駐車場の北東 25m
  • 奈良町からくりおもちゃ館の南 80m

〒630-8341
奈良県奈良市南城戸町28-13